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アスフェリカルの非球面眼日記
北海道在住のサラリーマンによる日本酒、ワイン、居酒屋紀行、バンド、マラソン、映画など趣味の話題と日々の悲喜こもごも。お前はほんとに仕事しとるのか!
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やっぱり天才か?確信犯 川島雄三「しとやかな獣」(1962)
20060926194503.jpg

製作=大映(東京撮影所) 
1962.12.26 
96分 カラー シネマスコープ
原作・脚本/新藤兼人
監督/川島雄三
撮影/宗川信夫
出演/若尾文子、伊藤雄之助、山岡久乃、高松英郎、船越英二、小沢昭一、ミヤコ蝶々ほか


金に目がない詐欺一家を巡り、丁々発止の化かし合いを描いたスラップスティック家族劇。
80年代にも「木村家の人々」「逆噴射家族」などのトンデモ家族ものが登場しましたが、かなり先を行っています。

出足っから素っ頓狂です。公団住宅(晴海高層アパート)の一室をバルコニーから捉えたカット。中では老夫婦(伊藤雄之助・山岡久乃)が家財の移動の真っ最中。そこに「能」のお調べが延々と被ります。絵と全然合いません。ぽかーんとします。

後から考えるとこれから大芝居がはじまりますよん、という布石になっているんですが。

そこからラストまでカメラはほぼこの一室から動きません。ヒッチの「ダイヤルMを廻せ!」パターン。

真っ赤な夕日を背景に、狭いアパート中を所狭しと姉弟がゴーゴーダンス(?)を踊り狂い、そこに能の地謡が被さって来るというシーンは脱帽もののシュールさです。

最後まで映画を能舞台に見立てながら、黒い喜劇を演出していきます。
こういうのを観ると川島雄三って天才なんだなと感心するわけです。ただ自分でもそう思ってるっぽい(笑)。当時どのくらい正当に評価されたのだろうか。

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テーマ:WOWOW/スカパーで観た映画の感想 - ジャンル:映画


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