アスフェリカルの非球面眼日記
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一升瓶いらっしゃい!日本酒にはなぜ「正宗」が多いのか。
日本酒にはやたら正宗のつく銘柄が多い。
大メーカーの菊正宗(兵庫)、古酒の達磨正宗(岐阜)は有名だが、その他にも櫻正宗(兵庫)、由利正宗(秋田)、大黒正宗(兵庫)、福正宗(石川)、笹正宗(福島)、白隠正宗(静岡)、三光正宗(岡山)、甲子正宗(千葉)、簸上(ヒカミ)正宗(島根)、鷹正宗(福岡)などなど・・ほかにも鯨正宗(岡山)や鳩正宗(青森)、渦巻正宗(埼玉)、姨捨(オバステ)正宗(長野)、アルプス正宗(長野)、ラグビー正宗(大阪?)なんてのもある。
なんでこんなに多いの?と調べてみるとどうやら臨済正宗の正宗が「セイシュ」に通じることから取られたという説があるのだが、いまひとつ納得感が得られない。名刀「正宗」の切れになぞらえたという説もあり、こっちは格好がいいが、なぜ他の名刀でないのかがわからない。どうやら江戸時代に正宗という人気銘柄があり、これに多数の蔵があやかったという説が最有力か。
新潟にも正宗酒はあり、個人的には「鮎正宗」「スキー正宗」をもって「越後三大正宗」とさせていただく。というわけで実際に飲み比べてみた。
◎鮎正宗酒造「鮎正宗」(妙高市)
選んだのは鮎のラベルがクラシカルな本醸造。
原料米:五百万石・一般米 精米歩合:65% 日本酒度:-1.5
酸度:1.3 アルコール:15.6
1,890円
精米65%なので磨いたような吟醸香はない。新潟酒にしてはかなり旨口の部類だが、さばさばとして澱まずスッと消えていくのが不思議。すごく水の良い感じが伝わってくる。後味はさわやかな甘口。「鮎」と冠するだけのことはあり、清流のような日常酒。雪中梅に近いだろうか。
◎武蔵野酒造「スキー正宗」(上越市)
上越旧高田市。スキー発祥の地の誇りを名で表した明治以来の由緒正しい銘柄らしい。
酒造元:武蔵野酒造
原料米:五百万石・こしいぶき
精米歩合:60%
日本酒度:+2
アルコール度:15度以上16度未満
1,995円
スキーの名にたがわずスイスイとしたさわりのない味。鮎正宗と比べるとすっきりとした辛口だが、比較をせず飲めば、ほのかに甘口。ぬる燗くらいでより甘口傾向となるがこれは好き好きだろう。
上記と共通の飲み口を感じるのは同じ上越の関川の水系だからなのか。
◎お福酒造「お福正宗」(長岡市)
スパーリング酒や桃色酒、にごり酒などやたらと種類が多く、ちょっと好かない感じ。とは言え、そういっていては始まらないのでラインナップの内、昔ながらの味を色濃く残すという普通酒「金撰お福正宗 山古志カップ」をゲット。すいませんこれだけワンカップです。
原料米:こしいぶき
精米歩合:70%
日本酒度:-1
酸度:1.4
アミノ酸度:1.3
アルコール度:15.5
210円(1800ml:1740円)
これは長岡なので信濃川水系です。
四段仕込らしく尋常じゃない山吹色。ガッツリと濃淳でフィニッシュがピリッと来る。
悦凱陣にも劣らないほどの旨みのつまった普通酒。後味がしつこくないのは新潟のお家芸か。
ただし、この系統の味はこれだけであとは淡麗系らしい。
いや予想外に旨いです。新潟はレベル高いわ。
全体的に淡麗辛口というより甘口の酒が多かった今回の「正宗」三昧でした。
番外編
●緑川酒造「緑川正宗」(小出町)
近年人気の「緑川」の熱燗専用酒らしい。まだ季節前で入手できませんでした。あしからず。
9/12
とか調べているうちにたいへんな労作のホームページを発見した。
正宗クイズって・・・
http://homepage3.nifty.com/yamakitei/iroiro/masamune.htm
いや、まだまだありますね。正宗。楽器正宗なんて思いつく人の顔が見たい。新潟にもまだ初日正宗、不二正宗、美雪正宗なんてのがあって調べの足りなさを反省。ご苦労様です。
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テーマ:
日本酒
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グルメ
【2006/09/07 10:45】
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