
「大人はわかってくれない」から出演し続けるフランスの吉岡秀隆 ジャン=ピエール・レオー主演の“アントワーヌ・ドワネル”物の第四作。新婚のドワネルのあぶなっかしい家庭生活を描く。 ジャック・タチのそっくりさん(本物かと思った)が満員電車に乗り遅れるシークエンスや、「去年マリエンバードにて」の声帯模写芸人がテレビに出ていたりするシーンがあり(そんなマニアな)、基本的に喜劇調だが、トリュフォーの映画らしく、大笑いはしづらい。この映画はコメディなのか?と自問自答すること数回。
途中登場する日本人の彼女は松本弘子さんといって東洋人初のパリコレモデルらしい(2003年死去)。日本人ルームメイトをむりやり追い出そうと日本語でえげつない舌戦を繰り広げるところがおかしい。 この頃はまだ流行がミニスカートなので足フェチのトリュフォーはおおっぴらに撮ってます。嬉しそうです。画面から伝わってきます。
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テーマ:WOWOW/スカパーで観た映画の感想 - ジャンル:映画
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