アスフェリカルの非球面眼日記
北海道在住のサラリーマンによる日本酒、ワイン、居酒屋紀行、バンド、マラソン、映画など趣味の話題と日々の悲喜こもごも。お前はほんとに仕事しとるのか!
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さっぽろ食堂ラーメン紀行 その1 かわなみ食堂(札幌市南区)
食堂ラーメン。ラーメン専門店ではなく、昔からの大衆食堂で変わることなく綿々と作り続けられてきたラーメン。現代はすでにグルメラーメンの時代に入って久しいが、時代に取り残されたそんな食堂ラーメンの中にこそラーメンが本当になんでもないものであった時代の味が残っているのではと思い立ち、ポツリポツリと札幌市内の食堂を訪ね歩いてみようと思う。
ひとくくりに食堂ラーメンと言っても店の営業形態は微妙に違う。
定食類、丼物からカレーライスまであらゆるメニューの中にラーメンが存在する町の食堂、学食・社食、若干メニューに幅があるもののラーメンがメインとなっている専門店寄りの食堂、いわゆるドライブイン食堂。ラーメン専門店だがあえて食堂を名乗っている店。
そんな中で私としては社食・学食、ラーメン専門店を除く店を取り上げて行きたい。
◎かわなみ食堂(札幌南区:澄川)
引き戸をあけると小さな店内で炉辺風にカウンターが厨房を取り囲む。その回りをマンガ本満載の本棚がぐるっと取り囲んでおり、さながら私設図書館のよう。当然表紙は油ギットギトである。いやな予感がする。
店の構造もちょっとおかしい。奥の部屋がちょっと見えるのだが階段で下っている?半地下?それともここ自体が中2階なの?
さらに輪をかけて店を1人で切り盛りするおばさんのキャラクターが強烈である。年のころ70歳超。主人亡き後、遺志を継いで店にたっているのだろうか。それは大変素晴らしいことだが、とにかくしゃべりっぱなし。気さく過ぎて逆に怖い。
先客のラーメンが出来上がり、ようやく我々のラーメンにとりかかった。が、ここからさらなる恐怖が襲い掛かる。おばさんなぜか作業工程で間違った!と叫び声を連発。でも作り直す気配はない。気になるじゃないですか。何を間違ったの?2人前のスープの入った鍋も持ち上げられない様子で「おかしいな」といいながら何度もトライする。大丈夫か?
それよりもっと気になるのはそのチャーシュー。ちょっとまて!切り口から血が滴っている。おい!中、生じゃないのか?見えないのか、おばさん!
通常のラーメン店の2倍の作業時間が経過し、ようやく我々のラーメンが完成した。
もうどうとでもなれである。
ところがである。
うまいのだ。
スープは一見味噌にみえる白濁しょう油でとんこつと鶏ガラの合わせっぽい。粗野な感じだが複雑なコクのある味わい。麺は旭川系、傍目には茹ですぎたように見えたがジャストの茹で上がり。
いため野菜類ものっており、そこそこボリュームがある。
この見た目、味わいは・・
狸小路7丁目の幻の名店「富公」のしょう油ラーメン?
そんな忘れかけた記憶が蘇る懐かしい先祖がえりテイストが澄川にまだ生息していた!
気になったチャーシューも引き上げてみるとスープの熱で煮上がっている。計算か?
作業後もおばさんしゃべりっぱなしで、最近も他店研究に余念がなく、孫娘とさっぽろらーめん共和国に行って食べてみたりしているそうだ。
こんなラーメンを長年作り続けてきたであろうおばさんがだんだん神々しく見えてきた。
なかなか勇気がいるので足繁く通うというところまでは到っていないが、いつまでも続けて欲しい食堂ラーメンの一つである。
かわなみ食堂
札幌市南区澄川4条2丁目
推奨度 :名店
営業形態:専門店に近い
キャラ度:強
しょう油 500円
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テーマ:
ラーメン
- ジャンル:
グルメ
【2006/08/07 10:20】
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