アスフェリカルの非球面眼日記
北海道在住のサラリーマンによる日本酒、ワイン、居酒屋紀行、バンド、マラソン、映画など趣味の話題と日々の悲喜こもごも。お前はほんとに仕事しとるのか!
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「動くな、死ね、蘇れ!」(1989)
90年当時、無名ながらカンヌ最優秀新人監督賞を獲得し、話題となった映画。
見たら意味がわかりました。90年代とは思えないプリミティブさに溢れた映画で、「ゴースト」「ダイハード2」「バックトゥーザフューチャー2」「ホームアローン」「ダンスウィズウルブズ」バブル当時の映画の文脈とはまるっきりかけ離れた先祖がえりのような映画。
ソビエト版(ロシアではない)「大人はわかってくれない」と申しますか、第2次大戦終了後の極東の寒村の過酷な生活が描かれております。そんなに昔に製作された映画ではないのですが30年代のモノクロ映画のような不鮮明なトーン(16ミリ?)。一見雑に撮ったように見せかける撮影&録音が妙な臨場感を生んでいます。
ただ前半はどん底でカオスな生活風景がひたすら描かれるためちょっと見ているのがつらい。貧乏長屋のろくでなしども、配給の小麦を奪い合う女ども、子供同士のいじめ、スターリンを嵩にいばりくさる教師、猫の子をたらいで次々溺死させる老婆、収容所で狂い地べたで泥団子をほおばる学者、子を孕めば特赦で出所できると必死で男に迫る15歳の少女、負傷兵が集う乱闘のダンスホールなどなど。
後半は主人公である少年ワレルカと何かと世話を焼く少女ガリーヤに焦点が絞られるため、ようやくストーリーに集中できました。少年と少女の逃避行あたりで描かれた叙情性は秀逸。最後の狂った裸女はご愛嬌ということで。
監督のカネフスキーは長く拘留生活を送った人らしく53歳の実質デビュー作。
劇中、収容所生活を送る日本兵が随所に登場し、劇中歌として「よさこい節」「炭鉱節」など日本の民謡が多数登場します。
キアロスタミの「友達の家はどこ?」とかの第三世界映画、もしくは30-40年代のルネ・クレールとかデ・シーカなんかが好きな人には合うんじゃないかな?
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【2006/07/31 12:15】
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