fc2ブログ
アスフェリカルの非球面眼日記
北海道在住のサラリーマンによる日本酒、ワイン、居酒屋紀行、バンド、マラソン、映画など趣味の話題と日々の悲喜こもごも。お前はほんとに仕事しとるのか!
プロフィール

アスフェリカル

Author:アスフェリカル
かんずりを酢で溶くと超うまいタバスコになる。










最近の記事



最近のコメント



最近のトラックバック



月別アーカイブ



カテゴリー



ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる



ブログ内検索



RSSフィード



リンク

このブログをリンクに追加する



「五線譜のラブレター」(2004)
20060726112445.jpg

知っている曲といえば「ナイト・アンド・デイ」のみ。しかもトレイシー・ソーン(EBTG、名演!)の、ということでコール・ポーターの他の曲は興味がなく、ただゲイの作曲家という知識しかなかったんですが、ずいぶんと聞きなじみのある曲を沢山(1000曲!)作った人なんですね。
映画はそんなコールの劇中劇的伝記映画。夫がゲイで仮面夫婦でありながらも深い愛情で結びついているというちょっとありえない夫婦関係が描かれています(実際はパトロンと芸術家の関係だったんじゃないかと邪推しますが)。
シェリル・クロウ、アラニス・モリセット、エルビス・コステロなど多数のミュージシャンが往年の名曲を熱唱するというのが見所。
エピソードで面白かったのは自らの伝記映画(「夜も昼も」1946)のプレミア上映に出席。実態と似ても似つかない健全な愛妻映画にげんなりしながらも「死亡記事の私の名を見つけた時、アメリカ国民にケーリー・グラント(主演)の顔を思い浮かべてもらうというのも悪くない」と妻にボソッというところ。曲だけでなく、せりふも洒脱な人だ。
それから彼の作品の初演の度にカルティエの新作シガレットケースをプレゼントする妻も粋。
ミュージカルのMGM70周年の威信にかけたトリビュート映画。
しかし邦題「五線譜のラブレター」とはなんじゃ~。
スポンサーサイト




テーマ:ゲイを扱った映画 - ジャンル:映画


この記事に対するコメント

この記事に対するコメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
トラックバックURL
→http://aspherical.blog69.fc2.com/tb.php/56-22268adf