Jet/Get Born(2003) i-pod CM曲"Are You Gonna Be My Girl"のスマッシュヒットで一躍スターダムにのし上がった彼らだが、心配された通り、やはり一発屋で終わるようだ(笑)ただアルバム通して聞いても切れの良いキンクス的ロケンロールサウンドは健在で大変惜しい逸材である。オーストラリア出身。
The White Stripes/White Blood Cells(2001) ジャック・ホワイト(Vo,G) メグ・ホワイト(Dr) 実は別れた夫婦とのうわさもあるデトロイトの姉弟デュオ。夫婦漫才じゃないんだから。 DrとG,Voだけとは、君らはあふりらんぽか!いやこっちが元か。
The Mooney Suzuki/Electric Sweat (2003) 邦題「電気汁」。直訳過ぎます。NY出身の割と年季の経ったガレージバンド。 ちょっとストゥジーズ~MC5っぽい。アナクロな感じで笑えます。
The Datsuns/s.t.(2002) ニュージーランド。ちょっともっさい。ガレージというよりハードロック? ツェッペリンくさいと思ったら2ndはJohn Paul Jones プロデュース。好きなのね。
Black Rebel Motorcycle Club/B.R.M.C.(2002) サンフランシスコ出身。1st。ちょっとダーク。ガレージというにはシンプルさが足りないか?
The Jon Spencer Blues Explosion/Now I Got Worry(1996) ジョン・スペンサー(vo,g) ジュダ・バウアー(g) ラッセル・シミンズ(ds) ガレージ・リバイバルを語るにあたり、前史としてまずJSBXを語っておかなくてはならないだろう。 ノイズ系パンクバンドPUSSY GALORE出身のジョンがブルースに目覚めて結成されたこのバンド、当然ただのブルースバンドとなるはずもなく、異形のロケンロール地獄絵巻がそこに発明された。 紹介したいのは傑作3rd「Orange」の次に発表された4thアルバム「Now I Got Worry」。 それまでのパンクとブルースの融合と爆発がそのまま、beck,Beastie Boysらを通過した文脈で語られる実験作。日本のズボンズはこの頃のJSBXのパクリを未だに続けている。T3「Wail」を聴こう。