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アスフェリカルの非球面眼日記
北海道在住のサラリーマンによる日本酒、ワイン、居酒屋紀行、バンド、マラソン、映画など趣味の話題と日々の悲喜こもごも。お前はほんとに仕事しとるのか!
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普通酒一喜一憂 第1回 清酒 志太泉18BY一回火入れ
これまで主に純米酒を中心に嗜んできたが、どうも純米酒は旨過ぎる、という気がしてきた。毎晩晩酌に飲む酒がそんなにうまい酒ばかりでいいのか、俺はプロレタリアートだぞ、という後ろめた感が最近伴うようになってきた。
もちろんワインなどと比べると1.8ℓたとえ3000円超でも純米酒が高いということは決してないのだが、やはり世間では高級酒の部類だろう。第一旨いと飲みすぎる。
ここらで分相応な普通酒の世界に手を出してみるかと下流気取りなウマ普通酒探しを開始。


ススキノのヤマショウ酒店に静岡の志太泉の普通酒が大量入荷していたので、これからスタートしてみた。
12-09-07_2214.jpg

静岡といえば、蔵にハズレ無しといっても過言ではない全国屈指の酒造り高水準県。淡麗旨口志向の酒造りが好感を持てる。

普通酒なのに一回火入れである。最低価格の酒にここまでこだわる酒造メーカーがあるだろうか。これは期待できる。
開栓し、杯に注ぐとうっすらとした山吹色。香りも穏やかながら、つんとした刺激もなく、ここまでは上出来。
ただし、実際飲んでみると・・やっぱアル添だなあ。
前日まで濃ゆい純米酒を嗜んでいた関係上、どうにも日本酒を甲類焼酎で割ったような風味が鼻につく。
すっきりとしながら旨みを含んだ酒質を奥には感じるんだけど、堅い添加アルコールに阻まれ、ガラス越しの鑑賞という感じ。
一般的に普通酒は常温で放置されることを前提に堅めに仕上げられていると聞いたこともあるのでその影響もあるのかもしれない。

開栓三、四日経つと堅さが取れ、分離気味だった添加アルコールも一体化して、まずまず一安心。これならいいかというレベルまで回復しました。

この価格帯の商品でこれだけの物づくりを行っているというのは大変なことだと思うし、これ以上を望むのは酷だということもわかっている。ただ普通酒と本醸造の間では単なるアル添酒としてくくれない、大きな溝があるのかな、ということを思わせた一本であった。

普通酒シリーズ前途多難?

酒造元:志太泉酒造(静岡)
原料米:麹/五百万石、掛/ひとめぼれ
精米歩合:65%
日本酒度:+6.0
酸度 :1.3
アルコール:15.4
酵母:静岡酵母NO-2
製造年月:H19年3月
価格:1,650円(1.8L)
購入店:ヤマショウ酒店(札幌市中央区)


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テーマ:日本酒 - ジャンル:グルメ


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