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アスフェリカルの非球面眼日記
北海道在住のサラリーマンによる日本酒、ワイン、居酒屋紀行、バンド、マラソン、映画など趣味の話題と日々の悲喜こもごも。お前はほんとに仕事しとるのか!
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眼に、耳に厳しい、美しき轟音 Mogwai (2006.11.12 リキッドルーム 恵比寿)
mogwai.jpg

スチュアート・ブレイスウェイト(G)
ジョン・カミングズ(G)
ドミニク・エイチソン(B)
マーティン・ブラック(Dr)
バリー・バーンズ(G/Key)

微小音から鼓膜炸裂ボリュームへ至る展開のダイナミズムと破壊力。生だからこそ聞き分けられる3本のギターの分離。腹に直接来る低音。あまりの美しいオーケストレーションに立ち尽くすことしばし。

スチュアートが楽曲の主導権を握っているのはその通りなんですが、ギター、キーボード、トーキングモジュレーター、さらにドミニクとのダブルベース(!)と七面六臂の活躍を見せるバリーが意外と効いてますね。そしてノイズ担当ジョンのこれでもかノイズ攻撃。役割がはっきりしていてそれぞれの音像がクリアなのがミソかな。

ライティングの演出も利いていて結構楽しめました。
ステージ狭しと林立するストロボが物凄い光量で一斉に焚かれた瞬間、原爆でも落ちたかと思いましたね。もしくは「ファイトクラブ」のラストの爆破シーンかと。眼が焼けました。
照明について注意書きが書いてあったんですが、このことかと。
20061114171553.jpg

しかし今年3度目の来日のはずのモグワイ。客も相変わらず入っているのをみると日本人に受けやすい要素があるのでしょうか.

●なにか「序破急」に通じる様式美とカタルシスの世界があり、日本人に受けやすい?
1曲の中に「ドゥルッティコラム的アルペジオ爪弾きPart→ブラックサバス的大音響Part→再びドゥルッティ、リプライズPart」という構成がある程度固まっている。

●歌舞伎の合いの手の如く、「ジョン!」「スチュアート!」など決め所で客席からメンバーの名前が叫ばれます。別にそれぞれのソロパートがあるわけではないのですが。

北国グラスゴー出身バンドに共通のメランコリックな叙情性が日本人受けするのかなとも思います。サロマの竜巻もかくやというブリザードノイズをギターから発し、にこやかに去っていきました。

最後の電子音デストロイサウンドは鼓膜に厳しかったですね。ついに破けるかと思いました。年なモンで。

しかしスチュアートのおやじ禿げ度はものすごかったですね。pixiesフランクを越えましたね。そりゃジダンのサントラも頼まれるわ、と。

●set list(多分)
Yes! I Am A Long Way From Home
Travel Is Dengerous
Friend Of The Night
Helicon 2
Acid Food
You Don't Know Jesus
Hunted By A Freak
Summer
Glasgow Mega Snake
Killing All The Flies
Ratts Of The Capital
We're No Here
(Encore)
Black Spider
My Father My King



トート1,000円を土産に購入。
20061114170516.jpg


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バリー・シーン

バリー・シーンバリー・シーン(Barry Sheene MBE、1950年9月11日 - 2003年3月10日)は、イギリス出身のモーターサイクル・ロードレース (オートバイ)|ロードレーサー。ゼッケ momokoのblog【2007/01/27 02:08】