
勝手に小さい子供たちとベルリンフィルとの交流を描いたホノボノした教育映画だと思って観たら、登場するのは中高生やそれ以上の歳の子ばっかで、あれイメージ違うと思う間もなく、ハゲのおやじ振付師によるスポコンドラマが展開!バレエなど未経験な素人の若者250人と天下のベルリンフィルがコラボ、バレエ「春の祭典」を1ヵ月後上演するというテレビの企画番組のようなお話であった。 やる気ない下流な子供たちに火をつけ、数々のトラブルを乗り越え、大舞台を成功させる。おいおいこれじゃまるで「スクールウォーズ」だよ・・でも結構観せるね! 意外だったのは、若者たちが「春の祭典」について口々に「古臭い」「曲は別にして・・」などとアレルギーを示していた点。あれ?クラシックの中ではヘヴィメタルかという位、バーバリックでモダンと理解していたのだがダメか?・・ あとさすがと思ったのはベルリンフィルの演奏能力。指揮者がちょっと「こうこうして」とか指示すると次の瞬間、響きの高さがガラッと違ってきちゃう。どんな腕してんだ? いずれにしてもおらが街の楽団がベルリンフィルってのは・・それはえらい贅沢なことですね。札響がんばれ!
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