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アスフェリカルの非球面眼日記
北海道在住のサラリーマンによる日本酒、ワイン、居酒屋紀行、バンド、マラソン、映画など趣味の話題と日々の悲喜こもごも。お前はほんとに仕事しとるのか!
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かんずりを酢で溶くと超うまいタバスコになる。










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わが子訪ねて新潟参り(2) 西燕 杭州飯店
母子の入院する産婦人科がまた制約の多い病院でして、面会が午後から。つまり午前中がヒマ。

最近の話題の燕三条系らーめんでも食べようかとJR北三条駅から西燕の杭州飯店を目指す。

降り立ったのは田んぼの真ん中、見事に何もない無人駅。
さすが金物のまち「燕」らしく、ぽつりぽつりと現れる民家では型抜き作業をしているらしい。
プレス機械の作業音が聞こえ、軒先には型抜き後の金属片がうず高く積み上げられている。

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i-modeのらーめんナビを駆使し、現地にたどり着く。
お店はビルである。札幌にもラーメンで一財を成し、ラーメンビルを建てた「純連」みたいな店があるが、はたしてそんなに儲かっているのだろうか?

早めに中に入れてもらい、クーラーの効いた店内で涼ましてもらっていると、来ました「中華そば」が。噂どおりの極太背油のしょうゆらーめんである。もう見た目らーめんとは思えません。沖縄ソバか?(食ったことないけど)

20070724160914.jpg

モチっとしながらも弾力を主張する厚手の水餃子の皮のような不ぞろいの平麺と魚だし強めの濃厚なとんこつしょう油スープが背油と共に渾然一体となり、ワンアンドオンリーのカオスな世界観を形成している。

温度がぬるめな所もまた良し(猫舌なもので)。汗と鼻水でぐちょぐちょになりながら堪能していると、さらに餃子登場。

なんというボリュームでしょう。半ぎょうざにすればよかった。巨大なぎょうざが4個。具が詰まりすぎて包み切れずにはみ出しています。
これも麺同様に強力な弾力とバリバリ感を主張するインパクトの強い一品です。すっかり圧倒されました。

おとといの地震の被害的には皿が割れたくらい、ただ当日は地震後閉店したそうです。
(山梨から来て食べられずに帰った人もいたって)

食後、ぶらぶらとJR駅まで帰ると次の電車は2時間後。
おそるべし弥彦線。できれば車で行きましょう。
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■住所/新潟県燕市西燕町49-3
■電話番号/0256-64-3770
■営業時間/11:00~20:30
■定休日/月曜(祝日の場合は翌日)
中華そば 700円 餃子 700円




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テーマ:ラーメン - ジャンル:グルメ


GWさっぽろラーメンパトロール
行きつけのラーメン屋が随分なくなった。
月寒の「ぽぱい」。すすきのの「起平」。桑園の「マルキン」。石山通の「王香」もそろそろヤバい。危機感に苛まれて、このGWにいくつか目欲しい所をリサーチしてみることとした。

○麺eiji(豊平区:平岸)
平岸「騰玄房」跡地にOPENした若い夫婦の店。奥さんの趣味だろうか。まったくラーメン感のない店である。のぼりがないとまさかラーメン屋とは思わないだろう。久々にカフェバーという言葉を思い出してしまった。
さてラーメンは三味とも既に平均点が高いが完成はされていない感じ。でも行く度にうまくなっている。現時点では味噌が面白いかな?
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○らぁめん道場「極」(豊平区:西岡)
「たのもーう!」と入店してしまいそうな店名。ヒゲ面の一見怖そうな店主が実は異常に腰が低く、ちょっと恐縮してしまう。
どの味も悪くはないが、鶏ダシであろう「塩」がほんとに塩だけのうまさのような味でいいかも。チャーシューもハーブソーセージのような風味で面白い。ただ残念なのは釧路風の「卵細麺」。決してマズいわけじゃないんだけど、噛み締めても弾力が弱いんだよね。ニチャッと歯にくっついちゃう。
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○とりラーメン専門店「鶏花」(中央区:ファクトリー付近)
鶏がらであっさりかと思いきや、鶏油がたっぷりで何やらコッテリした鴨南蛮みたいな風情の中華ソバ。昼に行ったら有無を言わさずミニおにぎりを手渡された。
ちょっと縁のない立地だけど悪くはない。もう少し油は抜いてもらいたいけど。
口の周りギトギト。
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×浜っ子ラーメン(清田区:平岡)
失敗。

○凡の風(中央区:西線9条)
電車通り沿いのマンションの1階。洋食シェフ風のいでたちの店主である。
塩を所望。さがみ屋の弾力のある細麺に和風ダシのスープが合う。
洗練された味わいである。近ければもう少し行くのだが。
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△ふーとん(東区:アリオ札幌付近)
アリオのついでに。
ふーとんとは中国語で「横丁」という意味らしい。味は忘れた。

○あらとん(中央区:中央市場場外)
中央市場場外の新店。桑園で馬券買いついでに。
ここまで濃ゆい魚だしに遭遇したことはありません。八丁味噌のような色をした醤油と太麺。
どんぶりがあたかもバーガンディグラスのように口がすぼまっております。
ちょっと40過ぎには味が濃すぎ。つけ麺で再チャレンジか?
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◎麺修(豊平:月寒東)
これは大ヒットです。
加水度の低めな無添加自家製麺が三味どれにも合います。
醤油・塩は中華ソバ風、味噌も家庭風なあっさり味噌でこれもよい。
しばらくココだけでイイや。
しかも混んでないのがいいね。
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テーマ:ラーメン - ジャンル:グルメ


ほっかいどう食堂ラーメン紀行 その4 構内食堂(旭川競馬場)
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ホッカイドウ競馬のナイトレースが開催中の旭川競馬場。ここにももちろん食堂がある。
その名は「構内食堂」。スタンド席とは離れてぽつんとたたずむ平屋の食堂である。
引き戸を開けるとうらぶれた大衆食堂然としたたたずまい。店の半分は仕切られ、荷物置場と化している。テーブルはぐらつき、壁は年期で油染み、丸見えの厨房はやや乱雑。

「馬券の購入には時間の余裕を持って」とか「15分以内に品物が出ない方は申し出てください」とか張り紙がしてある。カツのメニューが多いのも鉄火場らしい。

ラーメンを頼み、待つことしばし、やってきたのはしょう油ラーメン。
細ちぢれ麺、ねぎ、メンマ、チャーシューのシンプルなしょう油。旭川なのにどちらかというと釧路風なルックスである。
食せば味もそばダシ風、正に釧路ラーメン。河むらのフランチャイズといわれても納得するだろう。
旭川の人にうけるかどうかは判らないが、まずまずいける味である。

どうも今年から経営が変わったということでメニューも一新したらしいが、ホッカイドウ競馬が続くかぎり、これからも「構内食堂」の名は引き継がれ、ギャンブラーの小腹を満たしていくに違いない。

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旭川市神居町上雨紛500(旭川競馬場内) 
推奨度 :わりといける
営業形態:競馬開催期間のみ
射幸度 :強

テーマ:ラーメン - ジャンル:グルメ


さっぽろ食堂ラーメン紀行 その3いとう食堂(札幌市南区)
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国道230号線沿いのロードサイド。たまにTV・雑誌などで取り上げられる口コミ店。
平日はドライバー・休日は近所の家族連れといった客層。売りはボリューム!
本当は野菜入り塩ラーメンというのが売りだそうだが、とってもじゃないけど食べきれなそうなので普通の塩ラーメンにする。
褐色を帯び、大量のサラダ油で覆われた塩ラーメン。ちなみに連れの頼んだしょう油とあまり色に違いがなかったです。そしてかなり熱い!
白菜・もやし炒めが投入されている。麺は細中太のカンスイの弱い(西山?)麺。
味はとろみの付いていない「彩華」といったら分かっていただけるだろうか。白菜の味が出ている。
遠方からわざわざ来るほどではないが、近所なら嬉しいだろう。でも食堂でラーメン600円はそれなりの値段だが。
かつ入りラーメンとかソースラーメン(いためない焼きソバ?)などの地雷的メニューがそこかしこに隠れているのでうっかり踏まないように(食べてる人いましたが)。

札幌市南区石山2条9丁目1番1号 11:00~20:30 休:金
推奨度 :まあまあ
営業形態:ドライブイン?
大盛度 :強

塩ラーメン600円

テーマ:ラーメン - ジャンル:グルメ


さっぽろ食堂ラーメン紀行 その2 ゆりや食堂(札幌市中央区)
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立ち退き度マキシマムな外観。パリッとした「生そば」の暖簾だけが気概を感じさせる。
何十年もの風雪に耐えてきたであろう引き戸を開け、店内に入ると年期の入った田舎の駅前食堂然。床は傾き、ストーブがでんと鎮座する。やけにきびきびとした老女が店内を取り仕切る。あなたが「ゆりや」なのか?・・聞けない。厨房は息子らしき人に任されているようだ。
周りの客をみるとそばや親子丼を頼む客が多い。なんでもありな品書きである。
そうこうしているうちにラーメンが到着した。味はしょうゆのみ400円。
透明度の高い硬質な中細麺。具材はねぎ・メンマ・ナルト・チャーシューのみ。
スープも透き通った薄い色。鶏がら強めで塩の効いた上等なもので飲み干し可能(レンゲないけど)。
タイプとしては三日月食堂よりもむしろ三角山五衛門ラーメンが近いだろうか。これが400円だから恐れ入る。専門店がひれ伏すクオリティである。
札幌の食堂ラーメン界の最高峰ではないか。

※もう一度食べたら「だるま軒」のほうが近いような気がした。

ゆりや食堂
札幌市中央区南1条西19丁目-1 11:00-19:00 休:日祝
推奨度 :名店 
営業形態:大衆食堂 
老朽度:強

テーマ:ラーメン - ジャンル:グルメ