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アスフェリカルの非球面眼日記
北海道在住のサラリーマンによる日本酒、ワイン、居酒屋紀行、バンド、マラソン、映画など趣味の話題と日々の悲喜こもごも。お前はほんとに仕事しとるのか!
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北海道にタンナーがない不思議~竹川 圭「紳士 靴を選ぶ」光文社新書
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著者はファッションエディター。
英国・イタリア靴についての記事は既存本と大差ないが、日本の製靴産業の歴史、伝説の靴職人などの話は大変興味深く読んだ。
日本の靴職人の次世代についても知らない名前が多数あり、製靴業界も若い世代を中心に広がりをみせているのだなあと感心しきり。

中でも牛や馬やエゾ鹿など原皮の豊富な北海道にタンナー(製皮会社)があるべきでは、という指摘には北海道民として大いに頷かされた。
日本で製革をやっているのは、東京の墨田区・荒川区・兵庫の姫路市・龍野市、あと和歌山などに限られているらしい。
実際エゾ鹿の革製品を作るのにもなめしだけは北海道以外でやらざるをえない状況。
http://www.otonanoiitabihokkaido.com/hiroblog/2007/01/124.html
ただ2004年のasahi.comの記事によると北海道大学の農学部には革なめしの実習工場があり、エゾ鹿革の実用に向けた研究が進行中とある。
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000349999992251
天候や排水の問題で頓挫したということだろうか。

製靴産業華やか成りし頃には中心地であった浅草が「金座」「銀座」に習って、「靴座」「革座」と呼ばれていたらしい。「北海道に21世紀の靴座・革座を」と語る著者の夢は一消費者として素直に賛同できる。まあ私がそう思っても何の力にもならんが。

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テーマ: - ジャンル:ファッション・ブランド


2007春夏プレタ所感、近未来バトルはバレンシアガに軍配か
2007年の春夏プレタを見ると今年は、ジャパニーズアニメやSF映画など、「近未来」をテーマにしているメゾンが多いようですね。

ドルチェ&ガッバーナがバーバレラ風のC級な安っぽさ、
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プラダが近未来の「おしん」風(いや、なんか頭の鉢巻とつんつくてんのドレスが・・)、
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フセイン・チャラヤンが「全自動ドレスって何やそれ!」
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と今一つ「?」な感じだった中、ダントツの完成度だったのがバレンシアガ。
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ニコラ・ゲスキエールがデザイナーになって台頭著しかったが、ついに頂点という感じ。元ネタの「トロン」をコスプレにならずにうまく昇華していると思う。服のシルエットしかり、サングラス、ベルトやシューズなどの小物に至るまでディテールのキレが素晴らしい。報道ステーションの河野明子さんに着て頂きたい(いや、前々から小さい頭と細い肩幅にバレンシアガが似合いそうと・・)。
直営店は阪急うめだ店のみで、東京にはないんですね・・秋に完成とのこと。

他方で驚く奇抜さではないのだが、着易そうな未来派というところでアルベール・エルバス率いるランバンも評価高そう。
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ジバンシーのアフリカのプリミティブアート(×正解はマオリ族らしい)みたいな柄も特にタイツは刺青みたいで面白かったですけどね。
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ミラノで面白かったのはラフシモンズのジル・サンダーくらいだろうか・・ビタミンカラーが目に痛いです。
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ここのところミラノの方が面白かったが、2007春夏はパリコレの勢いを感じます。シルエットについてもパリコレがはっきりI型に移行している中、ミラノはまだどっちつかずです。

ちなみにドルチェ&ガッバーナは今回どうしたの?D&Gは「積み木くずし」だし・・
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なんて春夏を語ってみても、もう業界は2007-8秋冬なわけで・・まだ札幌は雪残ってるんですけど・・



テーマ:海外ブランド - ジャンル:ファッション・ブランド


Mr.クラシコイタリア 死去 落合正勝
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最近まとめ読みしていたファッション本の著者「落合勝彦」氏が8/7に死去していたことが判明。享年61歳。びっくりしました。
Yahoo!で私物オークションの特集をしたりして、おうおう悪乗りしとるのう、とか思っていたら・・身辺整理だったのでしょうか・・

数千単位でスーツ・ネクタイ・靴を所有し、
「日本のクリーニング屋は信用できない。私はネクタイだけはイタリアに旅行の際にホテルから出す。」
「シャツは下着から派生しているのでジレ(ベスト)なしは失礼だ。」
「カシミアセーターなら最低10万円以上は出さないと。昔もその位だった。」
などと庶民感覚からすると突っ込みどころ満載の発言で注目していたのですが・・

ご冥福をお祈りします。

落合正勝
東京・築地生まれ。立教大学法学部卒。『ジャパンタイムズ』を経てフリーに。評論家。ファッション誌『MEN'S EX』の人気連載「エレガンスへのこだわり」をはじめ、多数の連載を抱える。『クラシコ・イタリア礼賛』など、服飾に関する著作は海外でも高い評価を得ており、1997年、伊・フィレンツェ市長よりイタリアのファッション批評が評価され「ベスト・ペン・プライズ」受賞。98年にはイタリアのクラシック・ファッション批評により、東洋人として初めての「クラシコ・イタリア大賞」受賞。メンズファッションに関する著作は以下の通り。『クラシコ・イタリア礼賛』『男の服 こだわりの流儀』『男の服装 お洒落の基本』『男の服装 お洒落の定番』『こだわりの服装術』『落合流、お洒落術。』(以上、世界文化社。このうち『男の服装 お洒落の基本』は韓国語版も刊行される)、『もちもののものさし』『「紳士」と呼ばせる服装術』(以上、小学館)、『ダンディズム』(光文社)、『男の装い』(講談社)、『「男」お洒落指南』(主婦と生活社)、『新版 男の服装術』『新版 男の服装術 カジュアル編』『男の変身術』(以上、PHP研究所。このうち『新版 男の服装術』『男の変身術』は台湾版刊行が決定)。


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